貝を背中に負って隠れるカイカムリ 浜名湖・遠州灘のカニ

舞阪の自然を守る会

2020年07月09日 18:16



南浜名湖はカニの産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのワタリガニ類などが海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のカニが揚がります。

ここでは市場に揚がる浜名湖のカニと海のカニのうち合計16種を紹介しています。

商業的に販売されることのないカニは市場まで運ばれることは少ないものの、漁師さんのご厚意で見せていただいています。
漁師さんから浜名湖の砂底にはよくいるよ!といわれる珍しいカニを紹介いたします。

ピンクの爪先と全身を短い毛で包んだカイカムリです。



このカニの特徴はその名前カイカムリからわかるように貝を被ること、背に二枚貝の殻を背負って隠れているといいます。

よく見れば背中に向けて1対の短い脚があり、その足で起用に貝を背に負っているのだそうです。

漁師さんのように自由に浜名湖を行ければ見かけることがあるのでしょう。一度貝を被っているのを見てみたいですね。

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