巻き貝を割り喰うカニ メガネカラッパの生態

巻き貝を割り喰うカニ メガネカラッパの生態

浜名湖舞阪は遠州灘の海の魚やカニ・エビが水揚げされる舞阪漁港がある海の産地です。
また海につながることで多くの生き物が浜名湖と遠州灘を行き来し育っています。その中には珍しい生態の生き物が多く棲んでいます。

今朝紹介するのはメガネカラッパというカニです。

巻き貝を割り喰うカニ メガネカラッパの生態

メガネカラッパはハサミ脚を甲羅にひきつければまるでコロリとした栗のようになって身を守ります。
大きな特徴は左右のハサミの形が違うこと、特に向かって左側のハサミはその外に曲がった突起をつけていることにご注目ください。

メガネカラッパは浜名湖に多い巻き貝をエサにしています。
巻き貝の殻の先をこの突起のついた隙間に入れて割り取り、向かって右側の先が曲がったハサミで身をちぎりとるといいます。

巻き貝を割り喰うカニ メガネカラッパの生態

メガネカラッパは2枚目の写真でもわかるように長い脚を持っています。まるで栗のような甲羅から長い脚で高く立ち、早足で砂底を歩きまわることができます。そして敵がやってくれば脚まで甲羅の下に納めてコロリと再び栗になる。

浜名湖の食べきれない豊富な巻き貝をエサにするメガネカラッパです。
※メガネカラッパ(カラッパ類)は毒性があり食べることはできません。

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店名

舞阪の自然を守る会

TEL

09021809073

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